ナショナルダービーという人もいる(いた?)鹿島戦の思い出
鹿島戦が日曜日にある。鹿島とはさまざまな戦いをしてきた。たぶん,27回目のリーグ戦となる(1994年,1995年が4回,他の年は2回)。他にナビスコ決勝2回(1997年のホーム&アウェイ),ナビスコ準決勝1回(2003年),準々決勝1回(2002年),予選グループ2回(2001年),チャンピオンシップ6回(1997年,1998年,2001年)は戦っている。A3マツダ チャンピオンズカップで1回,第19回アジアクラブ選手権99/00で1回,他にもあるかもしれないが,天皇杯ではあたっていなかったと思うが,少なくとも公式戦だけで40回以上あたっているはずだ。
思い出すのは,1997年のチャンピオンシップだろう。先日,ビデオで見る機会があった。第2戦は圧倒的に押されていると思いこんでいたが,そんなでもなかった。むしろ,鹿島のチャンスの少なさが気になったほどだ(磐田も少なかったが)。
また,1994年のJリーグでの最初の試合も忘れがたい。もちろん,私はBSでTV観戦だったが。チケットを取るなんて考えもしなかった頃のことだ。まだ,Jリーグ人気もあって入手が困難だったこともあるが。この試合も,意外にも押していたのは磐田の方だった。偶然,当時のビデオを発掘して見ていたことがあった。中山と秋田がやりあっていたり,藤田のデビュー戦だったりと感慨深い。
一番印象的なのは,1999年の5月5日の鹿島戦だろう。アジアスーパーカップ帰りの磐田はぼろぼろだったけれど,一度リードされた後,名波のFKで同点にし,延長に入って藤田のVゴールで勝利した試合だ(エルゴラッソは,日本のナショナルダービーという1ページの記事で,鹿島と磐田を取り上げているが,この試合を載せなかったのは片手落ちだろう)。
鹿島には長い間苦手意識があったが,2001年の完勝あたりからもうなくなった。2001年が優勝できなかったのは,いまだに不思議な気がする。個人的には磐田的にも,そしておそらくJリーグ的にも最強チームだったと思うのだが。
また,柳沢にハットトリックをされたり,あの鈴木にハットトリックをくらっていたりする。ほとんど思い出せない試合ばかりだが,今度の試合も大いに楽しみである。磐田も鹿島相手だったら,もてる力すべてを発揮してくれると思う。負けると悔しいのはどこでも一緒だが,とくに鹿島だけには負けたくはない。1997年のチャンピオンシップに勝利した後,鹿島サポーターのピッチへの乱入,磐田の選手を追い回したことは絶対に忘れられないことだ(映像ではうまく編集されていて,そんなできごとが起きたことなんてわからなくなっているが,中山のインタビューの背景としてカエレコールが聞こえたりする)。勝利を期待する。毎回そうだけれど。
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